みなさんは何気ないところでポップなタッチで描かれた「バナナ」の絵をみたことはありませんか?
もしみたことがあるのであれば、そのバナナの絵はポップアートの代表的なアーティストであるアンディ・ウォーホルの作品であるかもしれません。
本記事では、アンディ・ウォーホルの代表作である「BANANA」について詳しく解説していきます。
アンディ・ウォーホルとは?
アンディ・ウォーホル(本名:アンドリュー・ウォーホラ)は、アメリカを代表するポップアーティストとして活躍した人物です。
アメリカでは1960年代にポップアートが流行しましたが、その中でアンディ・ウォーホルは「ポップアートの旗手」と呼ばれるほど代表的なアーティストでした。
そもそもポップアートとは、身近な暮らしの中に存在する商品やイメージなどをモチーフにしたか作品で、今では当たり前のように描かれる内容ですが、1960年ごろに誕生したと言われるポップアートは当時の人々にとっては画期的なものだったのです。
アンディ・ウォーホルの代表作”BANANA”とは?
アンディ・ウォーホルは数多くのポップアートを世の中に送り出してきましたが、その中でも代表作品として知られているのが「BANANA(バナナ)」です。
60年代ロックが好きな方であればピンとくる方も多いかもしれませんが、実は1967年に発表されたThe Velvet Underground & Nico(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ )の「The Velvet Underground & Nico」という楽曲のCDジャケットに使用されている作品であるため、バナナはここまで有名な作品になっています。
アンディ・ウォーホルのバナナの仕掛け
このバナナは単なる”バナナを描いた作品”ではなく、細かいギミックにもこだわられているのです。
黄色いバナナが描かれたCDジャケットには「Peel Slowly and See(ゆっくりめくって見て)」と書かれており、その通りゆっくりとめくってみるとピンク色のバナナの実が現れるという仕組みになっています。
このギミックは男性器にバナナを見立てたものだと言われています。
アンディ・ウォーホルのバナナはさまざまなアイテムが登場している
先ほどもお伝えした通り、アンディ・ウォーホルのバナナは元々CDジャケットでしたが、その芸術性の高さや親しみやすさからさまざまなアイテムに使用されています。
例えば、アートポスターやエコバック、Tシャツ、ストラップなど、さまざまな商品が販売されています。
気になる方はお気に入りのバナナグッズを探してみてはいかがでしょうか。
まとめ
本記事では、アンディ・ウォーホルの代表作である「BANANA」について詳しく解説していきました。
アンディ・ウォーホルが描いたバナナはおそらく世界でもっとも有名なバナナの絵ですので、バナナが好きだという方はアンディ・ウォーホルのバナナをチェックしてみてはいかがでしょうか。
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