バナナを常温で保存している場合、食べるのを忘れて放置してしまうとすぐに黒くなって食べられないという経験のある方も多いのではないでしょうか。
そんなときは冷凍保存が効果的ですが、どのように冷凍保存をすればいいのか、さらには冷凍しても大丈夫なのか、ということが心配ですよね。
そこで本記事では、バナナを冷凍保存することで得られるメリットや正しい冷凍保存の方法について詳しく解説していきます。
そもそもバナナを冷凍保存することはできる?
結論から申し上げますと、バナナを冷凍保存することは可能です。
果物の中には冷凍保存してしまうと食感が損なわれたり、栄養素が失われてしまう原因になってしまうこともありますが、バナナに関しては冷凍保存してもデメリットがないだけではなく、嬉しいメリットがたくさんあります。
そのため、バナナは一度冷凍してからしか食べないという方もいるほどなのです。
バナナを冷凍保存するメリット
バナナを冷凍保存するメリットは下記の2つです。
・ポリフェノールの含有量が増加する
・好きな甘さのまま保存できる
それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
1.ポリフェノールの含有量が増加する
バナナには強い抗酸化作用を持っておりアンチエイジングや美肌効果のある「ポリフェノール」が豊富に含まれていますが、冷凍することでこのポリフェノールが2倍になると言われているのです。
そのため、アンチエイジングや美肌を目的にバナナを食べるのであれば、一度冷凍したほうが効果的になります。
2.好きな甘さのまま保存できる
バナナは完熟度合いによって甘さが大きく変わり、一般的にはバナナの皮の表面にシュガースポットと呼ばれる黒い模様があればあるほど熟成していると言われています。
とはいえ、熟成は勝手に進んでしまうものですので、常温で放置しているとすぐに完熟になってしまい、食べるタイミングを逃してしまうと腐ってしまう原因にもなってしまうのです。
そんなとき、バナナを冷凍することで熟成のスピードを緩めることができ、美味しいまま長く保存することができるのです。
バナナを冷凍保存する正しい方法
バナナを冷凍保存するときは、空気に触れないように保存することが基本になります。
ですので、バナナを空気が入らないようにラップで巻いてからジップロックなどの袋に密閉して入れることが正しい冷凍保存の方法なのです。
バナナを冷凍保存するときは皮を剥いた状態でそのままでもいいですし、輪切りにしてもいいですが、バナナを潰してから保存することでより空気に触れにくくなるため、変色しにくくなります。
バナナスムージーなどに使用する場合は潰してから冷凍保存するといいでしょう。
まとめ
本記事では、バナナを冷凍保存することで得られるメリットや正しい冷凍保存の方法について詳しく解説していきました。
バナナを冷凍保存することで、ポリフェノールの量が増えますし、長持ちさせることもできますので、ぜひ正しく冷凍保存をしてみてください。
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記事を書いたライター
- 科学的な情報をわかりやすく伝えることに長けています。彼女の文章は読みやすく、親しみやすいスタイルで、読者が栄養情報を理解しやすくなっています。また、彼女のコンテンツは、バナナの栄養成分や料理のアイデアなど、読者が実践的な知識やヒントを得られるようになっています。
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